11月から始まったライブツアー、その最後であるパシフィコ横浜での公演に参加してきました。今回は初参加となる友人を連れての参加となりました。
6月以来となるパシフィコ横浜でしたが、まあ寒いこと寒いこと。以前はそんなことなかったんですが、季節というものですかね。
ツアー参加は初だったので、そういう視点から振り返っていこうと思います。しかし、今回は覚えていることがほとんど無いわけですが…
1.Sail Out
あのとき、ライブの最後に歌われたのはこの曲でした。3rd Liveのことです。
ツアーという航海に出る。当時そんな印象を受けていました。そこから、最初にこの歌を歌うというのは、なんというか繋がりを感じてしまうのです。このツアーがこれまでの航海の延長線上にある。
全く別作品の話ですが、GBAのアクションゲーム、ロックマンゼロの1作目の最後に流れた曲は「For Endless Fight」でした。続く2作目、ロックマンゼロ2の最初に流れた曲は「For Endless Fight II」でした。1作目から2作目の間、主人公であるゼロが戦い続けていたことを意味しています。
同様に、3rd LiveのSail Outから、ツアーのSail Outまで、3人が航海を続けていたことを意味しているような、そんなイメージを受けるのです。
2.オリジナル。
生で聴くのは初めてでした。
この曲は、どちらかというと亜人ちゃんのOP映像がすぐ浮かんでしまいます。狙ったかのような映像のせい、とでもいうのでしょうか。
指差し合って笑うよ、の振りが好きです。
この曲の世界では、かなり長い期間のお話が描かれているように思うのです。出会い、別れ。しかし、別れた後も繋がっている。そして登場人物たちはいつかまた再会する。そう在れるのは、互いのオリジナルを認め合った故なのかな、なんて。
3.BraveSail
リリイベ以来だったわけですが、結構覚えている部分が多かったですね。
映像がついて曲の世界観が広がった印象があります。個人的に葉っぱの船と土の船がああいう形だとは思っていませんでした。
広いステージを活かしていて、回るところなんかはとても大きな円を描いているような気がしました。
4.パーリー☆パーティ
イントロを聴いた瞬間に抱いた感情は、驚き。次の瞬間には叫んでいたわけですが。
久々に見たマカロンドラゴンでなんだか安心しました。
TrySailのツーカイ!ゴーカイ!大航海!
初めて見たのに最終回である。最終回でもOPはある。
総集編みたいなものだったおかげで、いろいろ聞けて良かった。(総集編だからといって、本が上がらなかったわけではない。)
ところで、勇気、ブレイブは事務所の先輩である戸松さんが出演していた獣電戦隊の「ブレイブ、イン!」を意識していたりするのでしょうか。
5.Chip log
覚えよう。
最終回の後なので特殊ED感が半端ないですね。衣装も朗読劇のものなので、合わせて一つな印象です。
噂のデッキを綺麗にしている天ちゃんも見れて何より。
6.Daisy Days
7.明日は君と。
8.Absolute Blue
ここからソロパートなわけですが。半年とちょっと前までは自分だけの歌を歌っていたのは天ちゃんだけだったのに、今はみんなが自分だけの歌を歌っている。なんだかそれにひどく感動してしまって。3rd Smoothからの変化を感じられるパートでした。
特に、天ちゃんは昨年6月に同じ場所でアルバムとライブを発表していて。実家に戻ってきて歌うソロ曲がアルバムのリード曲だということに、成長した姿を見せつけているような感じがしました。ここでこの曲を聴けて本当に良かった。
9.銀河鉄道999
背景に広がる宇宙感。
お三方がおっしゃっていたことですが、会場が来る度に広くなっている、と。前も聞いた覚えがあります。
ここしばらくはパシフィコ横浜ほど大きな会場に行くことがなかったので、私もまたその広さを感じていました。そういうこともあってなのか、果てない宇宙に居るような感覚に陥っていました。
10.センパイ。
友人を連れてきたかった理由その1。常々ファイト!を叫びたかったらしく。
サビの振りが、記憶の中でちょっと曖昧で、どんな感じだったかなと思っていたのですが、だいたい覚えていた通りでよかった。本当に好きなんですよね、あの振り。
この曲からは必死さというか、ひたむきさというか、そういうものを感じるのです。
11.かかわり
初めて聴くので、言えることはあまりなく。
切ない曲であることは確かかな。
12.whiz
振り付けが可愛い。
13.ホントだよ
心が躍るな。
勝手に今日は無いと思っていたので意表をつかれました。
この4連続で思ったことですが、1曲1曲が違う雰囲気でも、しっかりと切り替えてその曲を全身を使って表現されていてさすがだな、と。役者としての一面も見えてくるのが面白いところです。
14.sewing dream
イントロを聴いてまたも驚いてしまう。
このあたりから、魂が6月に還っていました。
15.僕らのシンフォニー
6月に叶わなかったホントだよとの共存。
ホントだよがあるとこの曲は聴けない、みたいなイメージが頭の中に勝手に生まれていたせいで、今日はないと思い込んでいました。
この曲の世界観が大好きで、あとのMCに繋がるような気がしています。
ライブで聴くとまた違った、会場と一体になるような世界が、本当に好きです。
16.明日も晴れる
間違いなく明日も晴れる。そう確信できる。
前を向いていきたいですね。今日よりも明日を良くするのは、きっと自分自身でしょうから。
17.コバルト
船は急加速する。海の上で、その流れを味方につけるかのように。
終わった後の話ですが、昨年のリスアニライブの映像を見ていました。そうして初めて、ライブ中では感じきれなかった変化を感じて。
海と一つになって、迎えるのは。
18.High Free Spirits
友人を連れてきたかった理由その2。はいふりで本格的にハマっていたようなので。
加速してそのままに、船は光速(はや)さの中へ…
この2曲の流れはいつも卑怯だと思うのです。たとえどんな激しい波の上でもこの船は沈まない、それを感じさせてくれる2曲なのです。
19.Baby My Step
がらっと雰囲気は変わって。
この曲を聴いているだけで楽しい気分になるのですが、歌詞を辿るとそういう曲ではないわけで。不安なんかも混じっているわけですが、それを感じさせない虚勢というのか、そういう部分がある曲のようにも思えてきました。
20.Youthful Dreamer
いつになっても、この位置にこの曲があってほしい。
アンコール
21.ひかるカケラ
逆転する世界。
またもや3rdの話になってしまうのですが、1曲目とラストの曲が逆なんですよね。何かしらの意図を感じざるを得ません。
終始手を振り続けるお三方が印象的で。お三方の仲の良さを目の当たりにできる曲でもあり。
そして、そのあとの「ありがとうございました!」がたまらなく好きです。
終わりに
一番に思うことは、このときに立ち会えてよかったな、と。終わりでありながら、未来への一歩である。どんな未来かはわからないけれども、お三方が互いに、2人がいるから大丈夫、と言った。これこそがTrySailの強さなのではないだろうかと思うのです。そしてそう言い切るあの姿に、心惹かれるのではないでしょうか。
TrySailの曲はセンパイ。とBrave Sail以外は半年以上ぶり、または初で、帰ってきたなというのと成長を感じ、ナンスともちょソロは年末以来ですが変化を感じ。そして天ちゃんのAbsolute Blueは10月以来で、そうだ、あのかっこよく、ひたむきな、強さと笑顔を、純粋に好きだと思い。
もう一つ確認したのは、アルバム曲をこんなにも好きだったんだな、ということ。アルバム曲のイントロを聴いて、まさかあんなに心が躍るとは。意外な発見でした。
さて、次は7月、アリーナ。友人も行く気なので、できたら行きたいですね。果たしてそんな余裕があるのかは分かりませんが、ないなら作ればいいのです。
最後に、最高のライブを作ってくれたTrySailのお三方、スタッフに感謝します。