今日は昨日とは違っていた。当たり前の話だ。だが、それを口にしたくなるほどだった。
連番者の帰還。ファイナルを一人で迎えたくはなかった。彼の始まりは1st tourファイナルで、巡り巡った今日がとても意味あるものに思えてならなかったからだ。これからも、共に見届ける為に。
昨日より少し高めな位置で、その時を迎えた。
1.TAILWIND
これまでのツアーの公演が、ファイナルの追い風となる。
まるでこのツアーの様子のような歌詞が、TrySailのこれまでを、そしてこれからを繋げてくれる。
2.whiz
分岐点、今はこのライブの終わりよりも、もっと先にある気がする。
風を切る彼女たちの声が聴こえる限り、迎えることはないのだと。
3.Baby My Step
やっぱり楽しいんだよなあ。
なんだかんだで付き合いの長い曲なのだけど、そうは思えないほど、毎回毎回が新鮮。
4.バン!バン!!バンザイ!!!
この曲だけブレードは両手に分けようかと思った。
思いっきりバンザイをするのってすごく開放感があるというか。伸びなのでいい体操にもなって、ここから先に向かってギアを上げていくような感じ。
5.ホントだよ
変速間違えました。
3速!ぐらいのつもりが5速!になってしまっている。
久々の良くできましたで僕らは満足。
6.花に赤い糸
最終日に全員新曲パターンだと思っていたのを昨日破られて、今日は何を歌うのだろうと思ったらまさかの。
好き瞬をまた見たくなった。
少女の可憐さが見事に表現されていて、本当にすごいなと。
7.パレイド
初です。
噂には聞いていたけど、なんて重たい歌詞なんだろう。最後に少しは希望があるけど、この曲の主人公の行く先にはまだまだいろんなことが待ち受けているんだろうなあ。
歌詞を表現したナンちゃんの振りが見事。
8.Eternal
年初のあれぶりである。今回はもちろん大丈夫。
マベばっかり良い良い言ってるけど、もちろんこの曲も好きで。
怒涛の中にあるこの曲も、ゆったりとした中でのこの曲もどちらもいいのだけど、個人的には余韻に浸りたい曲。
9.Journey
輝きが舞う。
ライティングが面白くて、心の叫びみたいな部分の時は3人を照らすように、未来を見ている時は3人を超えて遠くを照らし。
10.ひかるカケラ
旅で見つけた輝きは、ひかるカケラとなって舞っていた。
本当その通りで、ライトに照らされてひかるカケラが舞っているようで、ね。
どことなく蝶が舞っているようにも見えたり。
11.散歩道
2度と会えない2人。
その選択は誰のものなのか。
朗読劇「トラブル・トラベル・トライセイル」
なんか未来の声のエフェクトが違う、と思ったらまさかの2人の共通思念。敗者である2人はその未来を回避するため最後のトライザップに挑む。
思いっきり25 m走るとは思いませんでしたよ。
12.Truth.
TrySailらしさ、BEATLESSの世界観、Errorとの繋がり、どれもを感じて且つ、うまく混ざり合っていてこんな贅沢な曲があるのか、と。
13.Sail Out
間髪入れずに出航。
船は止まらないのだろうな。この3人である限り。
14.かかわり
やっと聴けた。
サビの振り付けが本当に好き。
15.センパイ。
今日の日替わり曲強すぎでは。
ここで叫ぶファイトは半年ぶりくらいだけど、変わらず後のことを考えていない気がする。
16.Youthful Dreamer
特殊イントロ早着替え。
やっぱり変わったほうがいいと思うなあ。置いていかれる気がして。
ところで、開場前に寄ったとある場所でレジェンドレアなビジョンを見たので攻めたらレベル0でした。
17.High Free Sprits
昨日の傷は癒えていなかった。
ナンちゃんの煽りで何を言ってくれるか楽しみにしてる部分が結構あって、これあってこそのハイスピだなあ、と思っていたりした。
18.コバルト
ハイスピとは対照的。
1人きりじゃ抱えきれないのでこれからもよろしく頼みますよ。
19.disco
可能性は無限大だ!
20.primary
ライブの原点、というか、自分がライブで何よりも思うことって、楽しい、で、それを一番感じられるのが、この曲なのである。
21.adrenaline!!!
なんかもっと過酷にしようとしてません?
EN1.僕らのシンフォニー
アンコール1曲目に本当に映える。
出会えた奇跡は運命。
EN2.sewing dream
もともと全く別の反物だったけれども、縫い合わされ1つになると歪ではなく、綺麗だった。
EN3.WANTED GIRL
捕らわれずに逃げ果せるマスカレイド。
ダブルアンコール
W-EN.ひかるカケラ
イントロを聴いた瞬間に、曲の使い方が上手いと思った。
最後の最後で通常版のこの曲は卑怯すぎる。
TrySailのことを一番分かっているのはTrySail自身なのだと、改めて思い知らされた。
栃木2公演、幕張2公演と、少なめの参戦となった(1st tourよりはもちろん多い)今回、どの日も充実感に満ちていて、それだけ3人が全力だったということだし、そうしてくれることにありがたさを感じたり。
思い出の地に新たな思い出を作り、時に過去のリフレインを、時に未来のビジョンを。
同じツアーの公演ではあるけれど、一つとも同じものはなく、それぞれに得たものがあり。何よりも、当たり前が当たり前でない、今あるものはどれも欠くことのできない大事なものだと思い知り。
だからこそ、まだまだ挑戦を見続けていたい。
最後に、最高のツアー、ライブを作ってくれたTrySailのお三方、スタッフの皆さんに感謝します。