それは1年10ヶ月前…
濃い青の衝撃に始まり、青い世界は様々な場所で広がり始めた。これまでの6つの青は、重なる度にその濃さを増しているように感じていた、はずだった。
7度目にして、始まりの地へ回帰したこの日、最初の青が脳内に舞い戻る。
否応なしに感じてしまう、1st live1公演目の会場という事実。それはどうしても、今を見ようという決意を揺らがす。
この地に還ってきた意味を求めながら、稲妻が響く地へ向かった。
1曲目:エデンの旅人
ここに来た瞬間から、旅は始まっている。
今日の気づきは水晶玉。あの装束で歌う天さんの後ろで、澄んだ輝きを見せていた。
2曲目:Marvelous scene
なんだかこのイントロを聴くと安心するようになってしまった。もはやそういう曲。
3曲目:Silent Sword
何気に今までより短くなっているこの曲。
振り回してる情熱、見えない誇り。なんだかそれが情熱を注ぎ生み出した歌のような気がしていた。
4曲目:RAINBOW
今日出会った人で作る虹。
この曲をあのMCの後で歌う意味をなんだか理解したような気がする。
5曲目:Glitter
あれ?と思い、ならもう一つ曲変えがあってきっとあそこだろうなというのがわかる。
あの鬱屈さとか地団駄とかが懐かしくて、更には誰かを羨むような妬むような表情と眼差しを受けて。
いつもこの曲には衝撃を感じてばかり。
6曲目:Fleeting Dream
この曲は比較的、引きずられていると思う。どうしても、あの時の姿が浮かんでしまう。
ダンサーさんのダンスがとても魅力的な曲。このあとに紹介が続くこともあって、みなさんの魅力を十二分に発揮しているのではないだろうか。
正直真似してみたいけど、さすがに難しそう。
7曲目:irodori
どこだろうと赤く、しかし青を秘め。
エンターテイメントショウのスタートに見とれすぎて、次がこの曲なのを忘れていた。
自信たっぷりだよなあ本当に。これもまたこの曲の姿だと思う。
8曲目:Shu!Bi!Du!Ba!
かわいいらしい曲。
Let's Dance!から始まるパートは歌っていいみたい。もともと曲には入ってないのだけどね。明らかな空間もあるし。
9曲目:羽根輪舞
このパートで一番ミュージカルチックだなと思う曲。
あのストーリーで1本劇を作ってほしい。
10曲目:誓い
やはり、ライブではタイアップのことをあまり感じさせない。ここはあくまで雨宮天の舞台なのだから、それで良いとは思う。
何が言いたいかといえば、タイアップ先のEDとして、雨宮天の楽曲として、ライブで表現される世界として、3つの捉え方があるということ。すごいものだなと、ただただ感嘆してしまう。
11曲目:GLORIA
栄光を手にするには、自分がその手を伸ばすしかない。だがその過程には、手を差し伸べてくれる人の存在がある。
なかなか自分の中に落とし込みにくい曲なのだが、少しずつこの世界から叫べるようになるだろうか。
12曲目:Trust Your Mind
早替えをする為にスモークが焚かれるのだけど、それに包まれたステージがイントロによく合う。
マベっぽいフリはここだった。
13曲目:Eternal
永遠の魔王。
ふと年始を思い出したりしていた。
14曲目:Abyss
自分を救えるのは自分だけ。それは自分の最大の理解者が自分だから。
自分が自分を苦しめぬように。
クロスフェードするの後ろだっけ?
15曲目:Velvet Rays
サビのフリ楽しい。
16曲目:Absolute Blue
イントロ聴いて、やっぱりなと。
聴きたかったのは確かだが、ASHと入れ替えはとても複雑な思い。
なんだか随分聴いてなかった気がするが、昨年末以来である。そこまでではない。
回る。
17曲目:Breaking the dark
穢れなき夢。青き世界。
Absolute Blueの後ろに置かれるとまた意味が変わってくるような。
イントロの、視界が開けて世界が広がるようなメロディが好き。
アンコール
ちょっと遅め。
18曲目:After the tears
ここで聴くこの曲は色んな意味篭りすぎで、その姿に目を奪われるしかなかった。
一つ一つを受け止められるようになっていたのだと実感。
19曲目:チョ・イ・ス
アンコール衣装と表情と合わせて、だってヒロインところが本当にヒロインだった。
20曲目:Lilas
またいつかここで。
全体感想
今日を通して、場所がどこだからとかそういうことは関係ないかな、と思った。
確かに今日は1stの1公演目が行われた会場だったけど、だからといって何か特別なわけではない。あくまでツアーのうちの1つ。他の公演と変わらない。
自分もまた、ここがオリックス劇場であることを公演中はほとんど意識していなくて、単純に今を楽しんでいた。
それでいいのだと思う。今見るべきは過去ではなく、目の前の景色だと思うから。
最後に、雨宮天さん、スタッフさんに感謝を。