ZR’s Log

Twitterで書くには長過ぎる話を置いておく場所。TrySailからクウガやゲームまで、思いついた事をメモのように書き連ねていきます。

ミニライブ&スペシャルイベント~月のテンペスト&サニーピースの里帰り~

 第15回NEXT VENUS GRAND PRIXから数ヶ月。星見市が誇る2大アイドルグループは東京へと活動の拠点を移した。優勝グループとあってその活躍はめざましく、市のニュースでは連日取り上げられるほどだ。この夏もイベントの成功に新曲の披露と盛り上がっているのを画面越しに感じる。

 だが少し寂しくもある。

 そんな折、星見市が誇るシーパラダイスから知らせが届く。彼女たちが、帰ってくると。

 

 星見市のモチーフとなった金沢八景が誇る八景島シーパラダイス(八景さんはこころの入れ知恵)とのコラボと聞いて、最初はその規模感を掴むことができなかった。おそらく短いであろう2日間のイベントのために行くほどのものなのか、というのが正直なところ。だが、わざわざ里帰りと称したこと、スタンプラリー(人生)ついでに聖地巡りができること、そして何かやってくれそうな感じがしたのもあり行ってみることにした。

 

 土曜。サニーピースのイベントがあるこの日は、流れるように会場に行き、そのままイベント参加という強行スケジュールであった。

 八景島シーパラダイスに向かう橋で、まず驚く。流れていたのはIDOLY PRIDEのBGM!この瞬間、星見市にやってきたという感覚に襲われる。そして橋を渡った先のメリーゴーランド前にはさくらと琴乃の姿が。それを遠くから見つめる渚。等身大パネルの使い方が、キャラのことをわかっていて唸らされる。

 軽く島内を歩いていると、優のパネルが。その近くには瑠依。なるほどトリエルはまとめている、と思ったのだがすみれが見当たらない。探してみると、少し離れたところにすみれのパネルを発見。近くでは肉を焼いている。

 時間もないので列形成して入場。今回のステージはアクアスタジアム、イルカショーなどをやっている場所だ。つまり、ステージ・プール・客席という構成になる。座って、ホールの1F後方くらいの距離感かなと思っていたのだが…

 

サニーピースステージ

 手前に出てきた!?

 プールと客席の間の、ステージと呼ぶには狭い場所にサニーピースが現れる(立ち位置を通り過ぎる菅野さん)。しかも、いつものユニット衣装ではない。

 そのまま朗読劇がスタート。アイドルとシーパラの思い出がメインの内容だったが、さくらが初シーパラ(昔は病弱だったから行けなかった?)だったり、また完全復活していたり、ちょくちょく沙季のモノマネが入ったり、オトクッ!オトクッ!イマダケオトクッ!!を聞けたり(結城さんの「ミスプリですよね?」まで含めて面白い)、ひさしブリとか言い出したり(それは千紗ではない)、雫の推しがメガネモチノウオだったり、遙子さんが麻奈と一緒にシーパラでイベントをやった時は誰も握手会に並んでくれなかった話とか、ちゃんとアイプラ史に残してほしい話が盛りだくさんだった。

 朗読劇が終わり、キャストトークかな、と思っていると衣装が飼育員さんのものだという話に。あれ、それはつまり…

 そう、イルカショーの始まりである。一体誰がこの展開を予想したというのか。イルカがプールに登場し、サニーピースはステージ側へ(このとき、目の前を通って移動するので本当に近い)。ジェスチャーでイルカへ指示を出すのだが、動いてくれた時の反応がめちゃくちゃ楽しそうなのだ。あんな経験滅多にないだろうし、すごいなあと。極め付けはIDOLY PRIDEに乗せてイルカがパフォーマンスをするというもの。君とならば高く飛べるでイルカが宙を舞うのは見事だった。合わせられるところはちゃんと歌詞に合わせたパフォーマンスをしてくれる。頑張って考えてくれたのを感じて、なんていいところなんだ、と思ってしまう。そんなイルカたちを楽しそうに見ているサニーピースがとても良かった。

 今度は私たちが、ということで何とこちら側に戻ってきてライブパートがスタート。

 

1.SUNNY PEACE HARMONY

 この場所で始まりの歌を、ということで純粋な歌唱としては久しぶりとなるこの曲からスタート。というか、着替えないで飼育員さんの服のままだし、横並びで移動がないし、長靴だし、すごいライブだ。

 個人的には首藤さんと佐々木さんが近かったのだが、佐々木さんのファンサがすごい。何なんだあの人、すごすぎる。「星になれるよ!だって、私たち…」の言い方好きなんですよ。

 みんなの楽しいっていう思いが伝わってくるいいステージでした。

 

2.サマーホリデイ

 まだ夏は終わらない。

 歌詞をこの場に合わせて変えちゃう高尾さんさすが。「シーパラ満喫したい!」

 ダンスタイムを近くで見れたのが嬉しい。

 首藤さん、今回はちゃんと踊れてたのかな(雛鳥)。

 

 ミニライブなのでさすがに2曲。3曲やったら約束のユニットパートと曲数一緒だからね。

 歌終わりのBGMはなんとSUNNY PEACE for You and Me!だった。全員が挨拶を終えるとサビが流れ、サニーピースのみんながピースをしてみたり、そこから移動しながら歌い出すという奇跡が(本イベントの時系列がI-UNITY前なことに触れてはいけない、現実はもうI-UNITY後なので)。この曲がいかに力を持っているかが良くわかる。

 最後は写真撮影というまさかすぎる展開。

 

 とてつもない満足感に包まれ、一日目は終了した。

 

 

 日曜。この日は朝から聖地巡り(と人生ことスタンプラリー)。

 まずは金沢八景駅。路上練習場所やチラシ配りをした場所。運良く京急の電車とバスが同時に写せたのは嬉しい(2話)。近くには事務所のモチーフ(というか外見はほぼ一緒)もある。

 続いて野島公園駅。展望台や寮への道がある(寮がありそうなロケーションには流石に全く違うものが建っている)。展望台に登る階段は大変だが、作中でもよく使われていて印象的なので、行ってみると少し感動する。

 海の公園芝口駅から少し北に行くと、スーパーTAKEMIYAのモチーフとなったスーパーがある。ちゃんとバックヤードもあるし(狭いけど)、何よりこの日はブリを売っていた。ところで、野島公園もそうだがここもサントリーの自販機があり、お疲れ様電話が聞けるようになっているのは狙っているのだろうか。TAKEMIYAの近くには、芽衣がいた塀もある。海の公園から見える八景島もポイントだ。

 簡単な聖地巡りの後はスタンプラリーの続きとパネル探し。ちゃんと調べていかないと結構迷う。白石姉妹が一緒にいたり、愛とこころが一緒にいたり、結構わかっている配置が多い。莉央さんに至ってはパンケーキが食べられる場所の前にいるし。

 島内を巡っている間ずっとIDOLY PRIDEのBGMが聞こえてくるのが本当に作中に入り込んだ感じがしてすごく好き。こういう演出が本当にうまい。

 せっかくなのでメガネモチノウオも見ておいた。

 

月のテンペストステージ

 やっぱり手前に出てくるし(立ち位置を通り過ぎる相川さん)、飼育員さんの格好をしている。やはりそういうことか。

 朗読劇はシーパラに来て何をしていたか、という話。すず・芽衣組が麻奈のサインを探していたのに対し、沙季・琴乃・渚組はスタンプラリー(人生)を楽しんでいた。相当疲れたようだが。最近は沙季の話が多いね。番外編もそうだったし。スタンプラリーを語り始める沙季と、止められなくてあたふたしてる3人、楽しそうに聞く芽衣が同時にしゃべって聞きとるのが大変。「まさか私がスタンプラリーになるなんて」。スタンプラリーに本気じゃないと渚が怒られているうちに時間切れ。

 マイクが抜けない宮沢さん。

 恒例の(まだ2回目)イルカショー。まさかのピースくん(日向さん家の犬の名前と同じ)で驚き。いやマジで、イルカ見てはしゃいでるのすごくいいんだよな。見てて楽しい。

 

1.月下儚美

 まあ予想通り(というか、シーパラをうろうろしてるとリハが聞こえる)の選曲。なんだかんだ、月ストはこの曲で一度完成されてしまっている。それをどう崩していくかがのちの曲。

 宮沢さんと夏目さんが近い側だったが、宮沢さんもファンサの鬼だった。夏目さんはシーパラ好きなのもあってめちゃくちゃ笑顔だったね。

 

 月下儚美どうでしたか?(イルカに向かって)

 

2.恋と花火

 サニピと同様の構成になった。この曲の艶やかさといったらすごいんだけど、今日は控えめでみんな笑顔だった。とはいえ要所はちゃんと締めてくれたので、見応えがあったなと。歌声も妖艶さを纏っていて、月下とは表情が全く異なる。曲によって表現をここまで変えられるのを見ると、早く新曲が欲しい… 裏と表…

 この曲は本当夏目さんがいいんだよな。表情といい歌い方といい。惚れ惚れする。

 

 歌終わりのBGMはThe One and Only。3曲目でこの歌を出せる月ストはやはり化け物だなと、聞いていて思う。挨拶した後、端から端まで来てくれるのすごく良い。星見市のライブって感じ。

 月が綺麗ではしゃぐのかわいい。月の祝福だね。

 何人か泣いてたのはちょっとびっくりした。大事にしてくれてるんだなあ。

 最後はもちろん写真撮影。

 

 

全体感想

 まずは八景さんとのコラボ。素晴らしかった。ここまでコラボコンテンツへの理解を深めてやってくれるとは思わなかった。またお願いします。

 スペシャルイベントは、どちらもこの場所でライブができることを噛み締めていたなと。ここが星見市のモチーフでキャラクターにとっては里帰りで、お客さんと近いアットホームなステージ。その特別感がそうさせたのかな。

 作中の世界に来た感をすごい感じることができた。ぜひマネージャーは八景さんに遊びに行ってほしい。

 

 最後に、最高のイベントを作ってくれたサニーピース、月のテンペスト、スタッフの皆さん、八景島シーパラダイスさんに感謝します。