ZR’s Log

Twitterで書くには長過ぎる話を置いておく場所。TrySailからクウガやゲームまで、思いついた事をメモのように書き連ねていきます。

MORPHO SUPER LIVE 2022

 5年前、最後の謡精のライブは、いつしか記憶から霧散していく。過去を鎖環で縛り、イマージュパルスとして具現化できたなら、どれだけ良かったか。

 しかし、その必要は無くなった。モルフォは新たなる姿と歌を伴って再び我々の前に姿を現した。皇神は失われていたとされたモルフォのデータを復元したのだ。

 そして高まった期待は形となる。MORPHO SUPER LIVE、5年ぶりの開催。

 

 ついにやってきたその日を迎えるまでには、個人的に複雑な事情が絡んだ。

 自分の中で、モルフォと双璧を成すアーティストのライブが、不安にも重なってしまったのだ。選択をしきれぬまま、時が経つ。

 結果、選ぶ必要がなくなった。良かったのかというと、難しいところだが、今はこの空間を楽しむだけだ。

 

〜開演前

 初の全席指定となった今回のライブ。これはこれでありだろう。いつもより広いし。

 場内で流れるのは無印や爪を彩る楽曲たち。それが鎖環へと繋がり、始まりを告げるあの曲が流れだす。現れるのは…

 治龍局より、シロンとカミオム…!? そうだった、こういう事を平気でやってのけるのがこの会社だった。どうやらきりんに言われてお手伝いに来たそう。

 更にはモルフォライブといえばこの人、ロメオも登場し、会場のボルテージはすでに最高。

 

1曲目:彼の記憶

 目の前に姿を現すモルフォ。遥か昔、約束された言葉が蘇る。

 ライブアレンジがとても良い。

 モルフォ曲は全体的に振りコピがしやすくて良いね。

 

2曲目:幻想巡夜

 ゲーム中で一番聴いてる曲な気がする。なんかこう、一昔前のアニソンっぽいのよなあ。

 我思うゆえに我あり。

 

3曲目:夢路の暇

 唯一フルとMVが公開されていない楽曲。ゲームで流れてきて驚いた記憶がある。

 誰もわからないラスサビ。

 

4曲目:兆候

 こんなに早く来るとは。プレイした人なら分かるが、この曲が歌われるのは必然。

 電翅の旅路の中だと結構好きな曲なので聴けて嬉しい。

 シアンの境遇を歌う歌詞が、聴いていて苦しい。

 

5曲目:硝子の楽園

 楽園をハリボテって言うのすごいよね。

 サビでタンタンってサイリウムを突き上げるの結構好き。

 

6曲目:軌跡

 ゲーム内でまともに聴けていないこの曲。

 独特な雰囲気を持つ曲だなという印象。

 

7曲目:理壊者

 理を壊す、まさに今作のGVはそんな力を手にしてしまって。そんな苦しさを感じさせるようで。

 裏表の振り付けが好きで、すぐに真似したくなる。

 

8曲目:夕空境目

 両方今日やるとは。てっきり可変枠だと。

 あの空の向こう、彼は、待っていてくれるだろうか。

 

アンコール

 言ってはいけないので手拍子で。

 

 再度舞台に上がった皇神電子交響楽団とモルフォ。

 この曲を聴いてください、とのことで…

 

9曲目:最期の冀望

 イントロを聴いたその瞬間、頭を抱える。タイミングを失って、もう歌われることは無いと思っていた、OVA挿入歌。

 OVAの曲はどれも好きなんだけど、この曲は作中のモルフォライブを象徴する歌で。いつか現実にしたいと思い続ける大きな舞台で歌う姿が、今でも脳裏に焼き付いていて。

 OVAでモルフォライブが描かれたことにまず感動したし、アリーナクラスの大型施設だったことにも感動した。作中でのモルフォの人気を端的に表していて、自分の目でもこの姿を見たくなった。

 今はまだ叶わないけれど、いつか。何かのフェスへの出演とかでもいいから、現実に変わる日を、祈る遠く遠く…

 

10曲目:輪廻邂逅

 私の歌で、押さえ込む…!

 まさかのSONG OF DIVA口上から、専用イントロ。

 盛り上がり続け、暴龍へと至ろうかという応援の第七波動を、その歌声が制御する。

 他の曲の歌詞を繋ぐのも、生命の道標も変わらず。今回は歌えないけれど、代わりにサイリウムで応える。

 

 鳴り止まぬ拍手。まだあれをやっていないではないか。

 

 明るくなった舞台にはロメオが即興で歌いながら登場。困ったときは、スペースキーを一回だ。

 ここからは今日の舞台に登場したメンバーの紹介。そう、これを忘れてはいけないのだ。

 今回の皇神電子音響楽団はいつものメンバーに加えて、久々の出演となったGodspeed青木さんの姿もあった。やはりこの人がいると違うな、と思わされた。

 

 さて、やることもやったしこれで終わり… と思ったのだが、まさかのあと一曲だけということで。まあ蒼の彼方と思ったのだが。

11曲目:終着駅

 まさかこの曲とは!

 VIRTUAL LIVEで歌われているからないのかなと思っていただけにびっくり。

 モルフォ初のMV有り曲で、歴代ストライカーパックの中でも疾走感が抜群。

 サイリウムで○×□あるいは△か、やれるようにしておけばよかったとちょっと思った。

 元々この曲で終わるつもりだったのだろうか。終着駅だし。

 

 

全体感想

 やっぱりMOPRHO LIVEはすごいね。5年ぶりでありながら、変わらない舞台がそこにはあった。

 今回特筆すべきはやはり電翅の旅路とOVA曲の披露だろう。物販に両者があるのはセットリストに入っているのではという予想をしていたが、その通りだった。(OVA曲はアンコール前までに歌われると思っていたので、なかなか来なくてどきどきしていた)

 いやあ、最期の冀望は本当に嬉しかったね… 今後あの曲とあの曲も来るのかな。

 9月も、その先も楽しみですね。また会いに行きますよ。

 

 

 進化<アップデート>した謡精の歌声が、誰の記憶<メモリア>に刻まれることを願って。