ついにライブの記事を書くときが帰って来た。復活の狼煙を上げたのが電子の謡精だというのが本当に嬉しい。
これはあり得たかもしれない形。もう一つの未来が見せたヴァーチャルな演舞のように、画面を越えて応援の第七波動が呼応する。
1.蒼の彼方
3年前、止まった時間が動き出す。
全てが始まる瞬間。電子の謡精と電子交響楽団が目の前に現れる違和感。ヴァーチャルだからこその光景に胸が高まる。
歌が、音色が響き、染み入る。
長い月年は人を変える。電子の謡精もそう。6年を経ても未だ進化する彼女に、心惹き寄せられていくのだ。
いくわよ次の曲、って言うのが、楽団を率いているようでかっこいいんだよね。
2.櫻華爛漫
ライブだからこそのアレンジが生える一曲。かつ進化を色濃く感じるのはやはりこの曲で。
いつかあの場所<リアルワールド>へ。
3.蒼翼は夜に舞う
4.交わる龍虎
ライブお馴染みの楽曲。このパートはこの人の演奏を見て欲しい、というところで大画面に映るのがわかりやすくていい。
そこからシームレスに繋がるのは初演奏となる龍虎対峙曲。一瞬曲が変わったことがわからなくなる、もはやそういう曲だったのでは思わせてしまうアレンジ。
5.並行世界
実に4年前の市川公演以来となる一曲。3DSを起動すると流れてくることでお馴染み。CDを買って今まで聞いていたのが2番だったのに驚いたことでもお馴染み。
爪の物語まで見た上で聴くと、まさにストライカーパックの曲だなと思うのだ。曲中に散りばめられたそれぞれの物語が反響していく。
6.空白書板
実はフルが発売してから初の披露だったりする。2017年の追加公演の日にCDが先行発売になった。
ストライカーパックのテーマソングは言葉遊びが多くて好き。
離れていたことで見えなかったものが見えるようになっていく。
この曲の舞台が青と赤で彩られるのが本当に綺麗なので、またこの目で見たいものだ。
7.終着駅
MVも作られた新規曲。まだCD化されていないので是非とも新たなドラマCDとともにリリースしてもらいたいものだ。
たどり着いた新たな舞台は最後なのか。いや、そんなはずもなく、引かれたレールの上を走る旅が終わるだけ。ここからは自らの足で進む。
そう考えると、GVによるシアン/モルフォの解放のようにも思えた。
早く現実のライブで歌いたい言葉。
8.真実≒現実
曲名を曲の色にするととても見にくいが仕方ない。
唯一歌われるOVA曲。モルフォも言っていたがあの4曲はどことなく雰囲気が違う。だからこそ、残り3曲の演舞も見てみたい。
9.藍の運命
やっぱこれなんだよなあ!
盛り上がるイントロ、聴き入りたくなる間奏、指差し、好きなところを挙げればきりがない。
今までのモルフォライブとはまた違ったアレンジで、この曲の新たな一面を見せてくれる。
言葉を失うってこういうことなんですね、感情が文字に起こせない。
10.鏡乱狂奏
ついに来た!ライブ定番の惑いし不夜街をバトルアレンジした一曲。
梅垣さんのピアノがすごい。
これは生で聴きたいね。
11.少女の祈り
次々と映し出されていく皇神電子交響楽団がかっこいい。
IPPOさんが弦楽器を持つのが珍しいけど、これもいい。
優しい音色が溶けていく。
12.輪廻
再びの日を夢見て、謡精の歌が翼<チカラ>になる。
全体感想
軽めに。
定期的に挟まれるMCもそうだし、歌もそうだけど、全体的に声が優しくなったかな。それが今に適応していて染みるのだ。
こうして同時に全員を間近で見れるのも新鮮。このパートを盛り上げるのはこの人で、こっちのパートはこの人で、と今までできなかった発見がたくさんできた。
どうですか、このまま映像作品化しちゃいませんか。
僕は待ってます。
いつか、応援の第七波動を共鳴させられる日を夢見て。