ZR’s Log

Twitterで書くには長過ぎる話を置いておく場所。TrySailからクウガやゲームまで、思いついた事をメモのように書き連ねていきます。

LAWSON presents 雨宮天 お遊戯会2024 ~おひる~

 10周年記念シングル「衝天」の購入者キャンペーンに書かれていた会場見学の文字。イベントの予定もないのに会場見学とは、と思われてしばらく経ったある日突然発表されたお遊戯会なるイベント。一体何をするつもりなのか、7年前と同じわくわくが蘇る。

 

 会場は個人的には訪れるのが初めてな山野ホール。地下3階の表記を見て驚く。およそ800人しか入らない小さな会場で、かなりお客さんを絞っている感じがした。

 場内BGMは童謡。今まで行ったどんなイベントよりも異質な空気が漂う。お客さんをママと呼ぶらしいから尚更だ。

 

 開演時間を迎え早速天さんが登場したのだが、なんと英語で話を始めた。後ろのスクリーンには「ちょうせん 英語でご挨拶」と書かれている。どうやらこのように挑戦をするイベントのようだ。

 この英語挨拶、日本人でもわかりやすい単語が使われていて言っていることがわかって助かった。まあそのあとで大まかな内容を日本語で喋っていたのだけど。ChatGPTちゃんを使って英語の挨拶を作ったそうで、お堅い単語は使わず子供っぽくしてもらったそう。本人的には、日本語話者には日本語で挨拶したいようだが。

 イベントの趣旨は10個の挑戦を行うというもの。会場に来てくれた皆さんはママなので何をやっても温かい微笑みを、みたいな話も。

 続いてはジャズダンス。ダンスが苦手だというのは有名な話だが、かなり本気の挑戦を見せてくれるようだ。靴をいつも使っているダンスシューズに履き替えるのだがその間マイク無しで話してみたり、気心知れてる感というのかな、距離感の近い良い空気が生まれていた。

 そのあとの挑戦であるヒップホップダンスもそうだが、大きくメリハリの効いた動きやリズムにきっちり合わせた止めなど、時間が限られる中で(先週ミリオンだったからね)かなりの練習をしてきたことが伺えた。ヒップホップダンスは基礎的な動きを限られた時間の中に詰め込んだそう。

 次は都道府県を全て書くというもの。皆さんが思っている以上にひどいと言うが、人並みな気がする。わからなくなったときにママからヒントが出るのだが、他の声優の名前が飛び交っていてちょっと面白かった。あと、茨城を犬に見立てたのは驚いた。延長をもらって44/47正解だった。

 最近は作曲もこなす天さんだが、更なるレベルアップのためベースを弾けるようになりたいのだそう。ということでベースにチャレンジ。高橋李依さんの弟から借りたというベースで弾くのは、ベースといえばこれということでDon't say "lazy"。リハの時に歌った録音音源と一緒に披露された。昨年は1期生と3期生が歌っていたので、これで3世代コンプですね。

 自分から言い出したと言う対虫チャレンジ。なんと食べるらしい。会場のどよめき具合がすごい。天さんがどれだけ虫が苦手かは話に聞いているので、正直絶対無理だろうと思っていた。でも、天さんって強い人なんだよね。イナゴの佃煮と格闘して、ママの応援も受けて、なんと食べた。やると言ったことを最後まで貫き通す姿、本当にかっこよかった。

 楽器演奏2つ目はハーモニカ。先ほどの挑戦の余韻が残って動きが怪しい。今回は歌唱も織り交ぜてハーモニカを演奏。曲が始まるとすぐ切り替えるのはさすがです。

 ここでグッズの紹介。青い人Tシャツは2024年版ということで字を書き直しているそう。綺麗になっているみたい。ここで缶バッジを紹介した時に出てきた布は、どうやらTen to Bluerの完全限定生産盤に入っているグッズだそうで、実は初公開でしたという話があとで出ました。

 おうたのコーナーへ。1曲目は昨年リリースされたSID Tribute Album -Anime Songs-よりdelete。歌う機会があまりなさそうな曲を聞けるのはいいですね。2曲目は1月にリリースされた衝天。いやあかっこよかった。天さん曰く歌うのが難しい曲だそうですが、曲やMVから感じていた突き抜けるような我というかが伝わってきて嬉しかったです。ツアーでも繰り返し披露されると思いますが、楽しみですね。

 ここまで9個の挑戦を成功させたわけですが、10個目はこのイベントを完走することでした。人前に出て何かするのが苦手な自分に、こういった挑戦で詰まったイベントを課して、そして完遂してしまう。本当にすごい人だと思います。

 

 これからも天さんが作る空間を一緒に楽しみたいなと、改めて思ったイベントでした。

 

 最後に、最高のイベントを作ってくれた雨宮天さん、スタッフの皆さんに感謝します。