3年前、3人で立ったステージで、歌えなかった歌。果たしてなんだったのか、知る由はない。
同じ場所で、今度は1人で。
場外があまりにも寒いことで有名なグランキューブ大阪。前回訪れたときからちょうど3年が経つが、今回もその例に漏れず、寒い。
ホール自体は5階にあるという特殊な会場で、入場するだけでも結構大変。
BESTだという主張の激しいステージセット。BEST盤を引っ提げたライブにきた、という気持ちになれて良い。
雨の糸(インスト)
歌われないのが惜しい。
1曲目:Fluegel
今回は驚かなかった。
往年のロックスターかのような衣装が結構好き。
風が視覚化されていたり、焔のような赤い照明だったり、曲の世界をありとあらゆるもので表現してくるのが、雨宮天のライブだなという感じがして良い。
2曲目:永遠のAria
青くなった。
全てを抱きしめようと、全てを見渡す場所から会場全体へ向けられる一挙手一投足。
3曲目:蒼天のシンフォニア
降り立った聖者は地上の人々に寄り添うように。
マイクには乗らないが、so far〜を歌うのが、らしいと思うのだ。
Wi-Fiがつながったことで以前にも訪れていたことを知る。
4曲目:PARADOX
気づいたらフリコピしている。
可愛いけど、可愛さ全振りというよりはらしい形をしている気がする。
5曲目:夢空(青春アレンジ)
わかっていても違和感がある。
部活でコピーバンドしてて、この曲を全力で作り上げた、みたいな青春なのかな。
6曲目:Shu!Bi!Du!Ba!
めちゃくちゃゴシップに取り巻かれてる。
リズミカルな振り付けが楽しい。
ルールは無い街だって東京。ここは大阪や。
7曲目:Emerald
この曲はやはり緑らしい。こうなると別の曲で紫が欲しくなる。
8曲目:Catharsis
間近で観たこの曲の表情は本当に良かった。
従わされちゃうよ。
ダンサーさんも倒れるくらい。
9曲目:フリイジア
人ならざる、天上の存在。どこか輪廻のようでもあって。
白い羽根が舞い、その影が黒い羽根となって。まるで天使と悪魔を統べる存在にも見えて。
羽根輪舞
羽根繋がり、というわけではないと思う。
この曲に色々な解釈を載せてくれるのが結構好きなので、次は歌ってくれるといいな。
10曲目:Queen no' cry
Paint it,BLUEのリード曲だが、赤い。
衣装がジャケ写っぽくなってるのが良い。シルエットだけといえばそうなのだが、こういう姿をしているだけでこの曲が連想できるくらい特徴的。
11曲目:BLUE BLUES
本気の曲らしい。我が子なので愛されてくれて嬉しいそう。
ダンサーさんのキレのいい指差し好き。
12曲目:irodori(アレンジ)
大人なアレンジ。
短いのが勿体無いというか、このアレンジでフル尺が聴きたい。
13曲目:ロンリーナイト・ディスコティック
脱ぎ捨てるのカッコ良い。
影の時のボーカルが少し濁る感じのエフェクト良い、1枚隔てられてる感じ。
どうでもいい話の後は青盤ゾーン。
14曲目:Song for
振り返ってみて、ほらで振り返って表情が明るくなるのいいよね。
こういう曲でだけ明確に端まで行って届ける。
くじけたくないよね。
15曲目:Absolute Blue
恒常曲確定か!?
BESTと謳われる中にちゃんとこの曲がいる、という事実が嬉しい。
揺るぎのない未来はもう目の前にある気がして。
16曲目:Eternal
思い入れがあるので聴けるたびに嬉しくなる。
僕らの色に染めてみせるのさ。
17曲目:Trust Your Mind
やっぱりここが可変枠だった。
命ある限り探してる、存在の意味。レゾンデートル。
18曲目:Skyreach
イントロやっぱ強いわ。
最近はシャッフルのもちさん版を聞いていたけど、やはり本家は違うというか、今の天さんが歌うこの曲はすごい。
スタンドマイクだから、両手を伸ばしてくれて。
19曲目:Next Dimension
心で歌って。
君と僕を明確に分けながら、分けるからこそ、互いを勇気に。
アンコール
20曲目:君を通して
この日は黒いけど歌った。
あんなふうに背中押されたら、一歩踏み出せそう。
21曲目:誓い
一人一人に想いを込めて。
ずっと忘れない。
22曲目:This HOPE
歌に込められた生き様というか。
希望だよ、間違いなく、この日のために頑張れたから。
「また会える日を楽しみに頑張るから、頑張って。」
全体感想
やはりすごかった。
個人的にこの会場とは相性がいいようで表情が見れる位置にいたのだが、本当に曲ごとの雰囲気の違いがすごくて。かっこいい、かわいい、鋭い目つき、満面の笑み、その切り替えもそうだし、思いの込め方が伝わってくるよう。
最後の言葉に込められた想い、受け止めました。
最後に、雨宮天さん、天ちゃんダンサーズのみなさん、天ちゃんバンドのみなさん、スタッフさんに感謝を。