環境大荒れの3月期もついに終わりを迎える。
かくいう私はマスターに上がってからというもの混迷を極めていた。軸となる戦法を確立したかに思えたが、そこから驚くほどの迷走が始まってしまったのだ。
そこからなんとか落ち着くことができたので、今月もランクバトル用ポケモンを振り返ってみることとした。
2月までに使用したポケモンはこちらを参照のこと。
3月初期(マスターに上がるまで)
アローラキュウコン(ゆきふらし):臆病H4CS252@光の粘土 オーロラベール/アンコール/ムーンフォース/フリーズドライ
3月度テーマポケモン。せっかく解禁されるのだからやってみたかった。
先発固定でオーロラベールを決める。あまり場に残る必要はないのでH252ではなくC252。
タスキで確実にオーロラベールを決める運用もなしではなかったのだが、粘土で8ターンは魅力的だった。
攻撃しながらオーロラベールするキョダイラプラスなんてのもいるが、オーロラベールするためだけにダイマックスを消費するのは勿体無い。
実際オーロラベール後アロコンが退場して降臨したバンギラスやトゲキッスがダイマックスして耐久と火力で圧倒していく試合が多かった。
ミロカロス(ふしぎなうろこ):ずぶといH244B252D12@火炎玉 自己再生/ミラーコート/熱湯/黒い霧
アーマーガアの代わりに採用した物理受け。火炎玉が配られたから作れた、とも言う。
これまで重かったエースバーンやガラルヒヒダルマを受けられる。
特殊耐久は心許ないが、控えめC252ロトムのダイサンダーなら耐えられミラコートで返すことができる。
積み技対策の黒い霧もありミミッキュもアーマーガアほど楽ではないが受けることができる。有効打がないのを見抜かれて剣舞を積まれるのは霧を打つタイミングの駆け引きを制するしかない。
2月シーズンからドラパルト、バンギラス、トゲキッス、ウォッシュロトムが続投。
3月中期〜終盤(最高5000位台)
アローラキュウコン(ゆきふらし):臆病H4CS252@光の粘土 オーロラベール/絶対零度/ムーンフォース/フリーズドライ
アンコールの打ち所などなかった。
相手にカバルドン(後から砂)、カビゴン(鋼技持ちorはらだいこorリサイクルでターン稼ぎ)、ドリュウズ(両壁でもアイへで確1)などを合わせられることが非常に多かったのでオーロラベールの後に零度でワンチャン狙いながら退場する。
2月シーズンからアーマーガアが復帰。アロコン対策で出てくるポケモンを対策するには必須だった。
初日にマスターに上がった後、オーロラベール勢への対策がされ始めてくると後続のパワー不足が目立った。いわゆる積みエースが必要だと考えたのだが、これがまあ迷走した。
リザードン(もうか):臆病H4CS252@命の珠 オーバーヒート/ぼうふう/鬼火/ソーラービーム
キョダイマックスからダイジェットを積み、キョダイゴクエンで圧をかける。
ダイマックスエースなので技はダイマックス時最大火力になるよう選定。特性は自力で晴らせられないことからもうかとした。
アーマーガアやミロカロス、トゲキッスなど電気に弱いポケモンが多く一貫性がさらに上がったため採用ならず。
ちなみに2月期から運用していたポケモンだった。
他に今季解禁のキョダイマホイップや挑発を恐れず積めるキョダイブリムオン、耐久が紙なキョダイアップリューなどを運用したが活躍はなかった。
ドラパルト(すりぬけ):陽気AS252@ラムのみ ドラゴンアロー/龍の舞/ゴーストダイブ/鋼の翼
最終的に採用された積みエース。
理想的なパターンはオーロラベールを壊しにきたかわらわりを透かして降臨して1舞いからダイマックス。ダイホロウで相手のBを下げたり、逆にダイスチルで自分のBを上げたりと器用に立ち回る。
舞える対面では2回舞ったり、逆に舞えなくてもドラパルトの元々の火力は維持されているので、運用の難しさはあれど非常に活躍の多いポケモンだった。
積みエースなのでラムのみで状態異常で活躍の場面を失わないようケア。
残りはミロカロス、サーナイト、バンギラスとなった。アーマーガアとミロカロスで物理受けを使い分けているのだが、どうやら相手にはどちらかが特殊受けに見える様子。
今後
4月シーズンは3月終盤パーティの流用になると思われる。他に使いたいポケモンもいないし。