ZR’s Log

Twitterで書くには長過ぎる話を置いておく場所。TrySailからクウガやゲームまで、思いついた事をメモのように書き連ねていきます。

THE IDOLM@STER SHINY COLORS 4thLIVE 空は澄み、今を越えて。

 澄んだ空、それは青空であり、夕空であり、夜空であり。

 今を越える、それは覚悟であり、決意であり、希望であり。

 

 

 ツアーを経てやってきた4周年ライブは、2ndと同じ会場となった。だが同じ舞台にならないのがなんとも"らしい"。トリプルメインステージにセンターステージという度肝を抜く構成に、もはやライブ会場が3つあるのではという感じだ。ある意味対バンの伏線だったのかもしれない。

 

 今回のライブタイトルは珍しく日本語。何を意図してこんなタイトルをつけたのかわからなかったが、その答えはライブの中にあった。

 

Overture

 広すぎる会場の壁を埋め尽くすような無数の輝き。一瞬で会場が夜空に変わる。それだけで引き込まれていく。

 たくさんのスクリーンを横断して広がる光、収束した先に降り立つ。今の最高の輝きが。

 

Spread the Wings!!〜Ambitious Eve(Day1)/ Dye the sky.〜Color Days(Day2)

 出てきた瞬間に新衣装であることに気づいてテンションが上がる。

 もしかして周年曲全部やるつもりか?と思ったDay1、1曲目から変化して驚きつつも全体曲は全部入れ替えるつもりだと気づいたDay2。やはり何がくるかわからないというのは楽しい。

 

 ユニットパートだと思ったら突然に手紙が始まって驚く。最初は誰に向けているのかわからなかったのだが、読み進めていくうちに過去の、それもアイドル始めたてか始める前の自分自身に向けていることに気づく。不安にまみれていた過去の自分へ、それを乗り越えた今の自分が声をかける。それは、今の自分がちゃんと歩めていることの裏返しでもあって。アイドルとしてあの頃からちゃんと成長して夢に向かって進んでいる、それを自覚しているからこその言葉が、隣でその姿を見続けてきた我々にも刺さる。

 幸村さんのMCで今回のライブが過去現在未来をテーマにしていると判明したDay1。その言葉の本当の意味がわかったのはDay2の手紙だった。今度は未来の自分自身への手紙。誰もが今より成長して夢に近づいた、いつかの未来を信じていて。きっと彼女たちだけでも羽ばたけるのだろうけど、できるなら、隣でその背を支えていたい。

 

アンティー

 Day1は手紙が終わって寝転んだ5人が映って何が起きているのかすぐには理解できなかった。

 深淵の名の通り、水底からもがき、這い上がろうとする姿が印象的だった。

 革命進化論は純粋に曲が好きだけど、会場で聞くと音の響きが気持ちいいのがさらにそれを高めてくれる。

 

ストレイライト

 やっぱり遠かった(Day1)、2ndといいなんでや…

 爆速トロッコが光速すぎて面白かった。

 Another Rampage2番のセリフチックなところが音源と比べるとかなり気合が入っていて3人のぶつかり合いを感じられてよかった。

 Timeless Shooting Starはビル街な背景も相まってネオン看板の前で踊っているかのようで。

 2曲ともそうだが、互いが互いに負けたくないという思いが前面に現れていて、そのぶつかり合いを身をもって感じられたのは嬉しかった。その上で、冬優子が一番だったと、言ってあげたいな。共犯者だし、悪くない日々だし。

 

Killer×Mission

 なるほどそういうユニット順かと察したDay1。

 宇宙の中で輝く赤い迷光がユニットを表しているようで良い映像。

 ぶつかり合いというよりは混ざり合いで、うまく親和したなと思うパフォーマンスだった。

 

アルストロメリア

 「だめだめ」から「だ」くらいになっているといい、使っていきたい。

 パスカラカラーの方が好き、というかアルストロメリアの曲で一番好きかもしれないんだけど、割と近い位置でパフォーマンスを見れてよかった。

 誰かが欠けてもダメで、3人でアルストロメリアなんだよな。

 

シーズ

 唯一同じステージから動かなかった(可動ステージでちょっと前に出てきたけど)。

 相変わらずレベルの高いダンスを見せるOH MY GOD。

 そして何より、283フェスで初披露されて度肝を抜かれたFly and Flyが生で観れたのは嬉しい。ロングトーンがめちゃくちゃ気持ちいい。

 

イルミネーションスターズ

 ちゃんと灯織もいた。

 何というか、聴いていて安心する楽曲というか。

 スマイルシンフォニア冒頭で世界で三つだけ輝く星になっていたの本当に綺麗だったな。

 いつまでも3人で一緒に。

 

Secret utopIA

 MCでも触れられていたが、可愛い感じのシーズは何だか不思議。

 優雅なアフタヌーンみたいな曲。

 

ノクチル

 2人ずつ別々の場所に出てくるのもそうだし、その分け方も含めて見事。

 透と雛菜が手を振るのに応えてくれない円香と応える余裕がない小糸なんて本当ノクチル。

 今しかない瞬間をで円香が背中を預けるのは透で、雛菜と小糸は一緒に遊んでて、この関係性が本当好き。

 

放課後クライマックスガールズ

 何気に周年ライブで智代子を見たのは初めてかもしれない。

 トロッコが目の前を通って、Day1は凛世が、Day2は夏葉さんと果穂がすぐ近くまで来てくれた。

 果穂はタイムカプセル、名MCだったな。

 

相合学舎

 学校生活満喫しすぎ。それをアメコミみたいな映像で表現するのは面白い。

 互いのユニットが設定を作り込んでやることが枕投げというのが自由で良い。

 Day1はここで終わったので、Day2で順番が入れ替わってこの曲の後でMCできてよかった。

 

アンコール

 今度は我々からアイドルへのメッセージを。

 そして、あの時の円陣を、今度は25人の7色の輝きで。

 

Resonance+〜シャイノグラフィ(Day1) / Multicolored Sky〜いつか Shiny Days (Day2)

 てっきり4周年衣装で出てくるものだと思っていたのだが、まさかのビヨンドザブルースカイだった。そこまで最初を意識してくるとは。

 7ユニット揃ってからできた曲はもちろん、そうでない曲も歌い分けの割り当てがユニットにピッタリはまっているのがすごい。まるで最初から7ユニットいてどんなユニットなのかわかっていたかのよう。

 Day2では急にきたMulticoloredにやられてしまった。この曲の終わりに近づいている感のある歌詞と曲調が、まさに今の心情に響いて。そしてメインステージを巡ってくれるアイドルたちの姿が本当に楽しそうで、こっちも楽しくて嬉しくて。そういうものを噛み締められる時間だった。個人的にはアンティーカも放クラもアルストもノクチルもきて、最後にはだまゆが決めポーズしていってくれたのが嬉しかったな。

 

虹の行方(Day1) / Daybreak Age(Day2)

 虹の行方のイントロってどちらかというとタイトルコールとかの音っぽくて流れてきた時にイントロだってことを忘れてる。

 Daybreak Ageはコールが入ってるのが全体曲としては珍しくて、いずれ楽しい曲になりそう。

 全体曲の振り付けは当然全ユニット統一なんだけど、その中で個々人がそれぞれのアイドルらしさを表現しているのは見事というほかない。幸村さんめちゃくちゃ冬優子だったな。

 

 

 4周年の今、なぜ過去現在未来をテーマに、ある種集大成のようなライブをしたのだろうかと考えていた。その答えは、7色揃って初めて迎える周年ライブだから、これからの決意を語るためだったのではないかと思う。

 これからも、虹の羽ばたきと、共に進もう。

 

 最後に、最高のライブを作ってくれた283プロダクションの皆さん、スタッフさんに感謝します。