ZR’s Log

Twitterで書くには長過ぎる話を置いておく場所。TrySailからクウガやゲームまで、思いついた事をメモのように書き連ねていきます。

LAWSON presents 麻倉もも Live Tour 2022 “Piacere!” 渋谷公演 Day2

 ライブツアー。言われてみれば、2年越しの悲願だった。

 Agapanthusから2年。3度目のライブはやはりアルバムを引っ提げての開催となった。だいたい2年周期になっていることに、これを書きながら気づく。

 あの時確かに感じた麻倉ももさんとファンの繋がりは、今に何をもたらすのか。ただ一つ言えるのは、思いもよらぬ出来事に見舞われながらも舞台に立つ姿は強く、それでいて可憐であろう。そしてそれを、我々は。

 

1.ネムイケド

 オープニング曲の後、紗幕の上がった舞台に眠るプリンセス。思いもよらぬ光景に息を呑む。目覚めた彼女は、準備をするかのようにこの曲を歌う。

 特異な曲を見事にライブのストーリーに取り入れてしまう様に、ああ、麻倉ももさんのライブだなと安心する。Fantasic Liveだった頃から変わらない、驚きに満ちたライブ。

 

2.Good Job!

3.カラフル

 ライブ本編の始まり。

 このタイミングで互いにサムズアップし合えると、心が安らぐ。

 そこからみんなで踊るカラフルに繋ぐことで、会場に一体感が満ちる。

 ここの2曲は特徴的な振り付けがちゃんと頭の中に残っていて、聞くだけで体が動いてしまう。

 

4.シュークリーム

 表情に注目してほしい、というこの曲。

 歌詞に反して、というわけではないのだが幸せそうに見えた。

 何気にAgapanthusでは歌われなかったこともあり、生で聞くのはこれが初めて。

 

5.Love me, Choose me

 連番者激推し曲。まさかここまでダンサブルなステージになるとは。

 アルバムの中で一番印象が変わった。確かにこれは良い。

 

6.ふたりシグナル

 少しクセになるメロディが好き。

 日々の喧騒に染まりかけて。それでも強い想いが抜け出すきっかけをくれる。

 ある意味、麻倉ももさんに掬い上げてもらっているのかもしれない。

 さて、振り付け覚えられるかな…

 

7.フラワーズ

 曲中の物語がね、良いんですよ。

 

8.eclatante

 衣装が変わって第2部のスタート。

 ここで追加された後ろの縦LEDが良いグラデーションを生み出す。

 夜なんだよねえ。

 

9.ユメシンデレラ

 シンデレラにつなげるの上手すぎる…

 1コーラスをピアノと共に歌うようになったのはツアー中に変化した演出なのだとか。そういうところもツアーの醍醐味かな。

 

10.monologue

 しっとりゾーン。どこか花に赤い糸(というか好き瞬)とのつながりを感じる。

 うーん、しんどい。

 

11.あしあと

 この並びは失恋の後に前を向くような感じなのかな。

 

12.明日は君と。

 ラストスパート1曲目はデビュー曲。

 胸の高鳴りを表すかのようなハイスピードなテンポがこの時間帯に心地よい。

 

13.Run for you

 ここって前曲から繋がってるのかな。

 クラップが楽しい。

 

14.Fanfare!!

 やっぱりこれをみんなでやらないと終われない。

 急にもちょ10撮り始めたのは笑っちゃった。

 

15.満開スケジュール

 この曲好きなんですよね。特徴的な音づかいというか。

 ラスサビはリズムとりにくそうだけど見事に歌いきるのはさすがですね。

 

16.ピンキーフック

 ちゃんと4色に光るステージ。

 この曲も特徴的な音だけど、癖になるんですよ。

 

EN1.プリンセスじゃなくても

 レコード用新曲。初めて聞いたけど箱庭の系譜っぽくていいですね。

 いつかレコード外に音源が収録されることはあるんですかね。

 

EN2.恋のプレリュード

 特殊イントロ、いいですね。

 

EN3.彩色硝子

 何、というのが難しいのだが、とても好きな1曲。

 

 

全体感想

 果たして麻倉ももさんの楽曲にバンドは合うのか、と思っていたが杞憂だった。主張しすぎないバンドサウンドがすごくちょうど良い。

 眠りから覚めて始まり、最後再び眠りついて終わる。その目覚めは次の公演というなんとも面白い構成。ある種物語調な、挑戦的な舞台を繰り広げられるようになったのも、ここまでの積み重ねなのだろう。

 MCも終始らしさに溢れていて楽しかったね。やっぱりすごい人だ。

 

 最後に、麻倉ももさん、ダンサーの皆さん、スタッフさんに感謝を。