毎年、周年ライブ以外でも趣向を凝らしたイベントで楽しませてくれるシャニマス。今年は対バンライブだ。別にいつも複数ユニットが出ているのだから変わらないのでは?という気もしたが、面白いことをしてくれるのではないかという期待もあった。
先に行われたSETSUNA BEATで明らかになった構成は、ユニット4曲+シャッフルパートというものだった。周年と違って最新曲に縛られないユニットパートは何が来るかわからなくて楽しいし、シャッフルパートはあっと驚く組み合わせばかりだった。
シャッフルパートの組み合わせの募集には、個人的な好きを詰め込んだ「夏葉+円香+Hide & Attack」で応募した。結果「樹里+夏葉+透+円香+Wandering Dream Chaser」という期待以上のものをお出しされることになった。本当に良かったな。
本命ストレイライトが出演するMUGEN BEATは初めて訪れる武蔵野の森。周りが住宅街なのが神戸ワールド記念ホールっぽい。
アンティーカ
トップバッター、しかもバベルシティ・グレイスから始まるとは粋だ。いつかまたアンティーカ!したい。
アンティーカ曲はシャニマスを始めた頃のW.I.N.Gでよく聞いていたのもあって、たくさん聞けると色々思い出して楽しい。ラビリンス・レジスタンスとか特にね。
結名美月さんの指クイを正面で受けてしまったのでとても危なかった。
シーズ
4曲やるのだから新曲が出てくるということを完全に失念しており、急にはじまったFashionableのイントロにやられた。歌詞も相まって、シーズが次のステージに上がるための曲という感じがする。
既存2曲は相変わらず完成度が高くて良い。
Bouncy girlは少し今までのシーズとは違う感じがしたが、ちゃんと聞いたらシーズらしさを感じられるだろうか。
イルミネーションスターズ
勝手に最後だと思ってたからここで出てきて驚いた。
なかなか3人が揃わないが、それでもここには3人分の輝きがある。
We can go now!と虹になれを聞けたのは嬉しかったな。個人的に好きなイルミネ像がそこにあるというか。
ストレイライト
今のストレイライトが歌うWandering Dream Chaserが聞けたのはとても嬉しい。前回現地で聞いたのは19年のバンナムフェスまで遡るが、段違いだ。
言ってしまえばHide & Attackが聞けなかったことは残念ではある。ただ、3rdであんなにたくさん歌ったからね。
Timelessのカメラ演出は映像だけ見るとかっこいいんだけど、現地で見るとカメラマンが大変そうなのも含めていい意味で面白い。こういう挑戦はどんどんやってほしいな。
シャッフルパート
シーズにいつだって僕らはを歌わせるのは卑怯。シナリオ的にシーズがうまくいっていない今これをやるというのがもっときつい。
イルミネの幻惑SILHOUETTEはドールイメージとかまばたきを極力しないとかいう話もあって、どことなくモードダークネス感があった。
アンティーカから3人選抜してのLove Addictionは、イメージと真逆なようで意外と合うのだから面白い。シャッフルの醍醐味ってこういうところだなと。
1日に2度聞くとは思わなかったFly and Fly。4人で歌っていることがまず新鮮。このメンバーなのもちょっと意外だった。
冬優子が胃をキリキリさせそうなメンバーで歌うビーチブレイバー。まとまりなくそれぞれが勝手に遊んでる感じがする。だがそれがいい。
Daybreak Age~アンコール~Ambitious Eve
全体曲はこれなんだ、と周年曲を持ってきたところに驚く。でも純粋にEveは全体曲で一番好きなので嬉しい。
全体感想
やはり何が出てくるかわからないライブというのはワクワクして良い。聞きたい曲が聞ける聞けないの一喜一憂まで含めて楽しい時間だ。
各ユニットの持ち時間が長い、シャッフルでいろんな組み合わせが見れるという試みはとても良いものだったので、是非とも2回目が開催できるといいですね。
最後に、最高のライブを作ってくれた283プロダクションの皆さん、スタッフさんに感謝します。