ZR’s Log

Twitterで書くには長過ぎる話を置いておく場所。TrySailからクウガやゲームまで、思いついた事をメモのように書き連ねていきます。

LAWSON presents IDOLY PRIDE Zepp Tour 繋ぐ in Sapporo

 早いもので今年も終わろうとしている今日この頃。北の大地で新たな物語が始まろうとしていた。

 

 全ユニット合同ライブを超え、向かう先はついに始まるユニット単独ライブ。しかも全国ツアーとして5か所を回る。アイプラのライブがこう長く楽しめるというのは初めてのことで、日に日にその期待は増していった。

 

 初日はまさかのクリスマスイブに札幌で。絶対寒いし、雪も降ったら行くのすら大変である。しかしここでライブをするのは、一体感で会場を太陽のごとく熱く燃やすサニーピース。そのセンター川咲さくらを演じる菅野真衣さんは、アイプラ声優きっての晴れ女である。そう、この日は晴れないわけがないと、謎の確信を持っていた。そして、晴れた。前日まで天気はあまり良くなかったが(そのせいで当日も凍ってはいた)持ち直し、寒いながらも陽の下でこの日を迎えることができた。

 

 会場となるとZepp Sapporoに来るのは当然初めて。なんか今年はZeppにくることが多いような。全自由だった1F席は椅子が用意されたことが発表されて少し助かった。久々のオルスタということで荷物は減らしておいたが、それでも椅子があるというのは良い。

 物販で会場カラーグッズを買い、久々にガチャもやってというこの時間が何とも懐かしい。最近はあまりグッズ買うのに並んだりしてなかったからね。すごい寒かったけど。

 

 場内は椅子があるとはいえ全自由なので空いているところならどこでも座れる。整理番号が微妙だった割にはステージがよく見える。今回はスクリーンもなく、VENUS PROGRAMのロゴもない。代わりにIDOLY PRIDEのロゴが浮かぶ。そんなステージは、サニピ色に染まっていた。

 

1.SUNNY PEACE HARMONY

 ステージに現れたサニピの姿に違和感。いつもの衣装ではない…!どことなく制服のようなシックな感じ。サニピらしい明るい色は身を潜め、少し大人になったような印象をまとう。それでいて、胸のリボンがメンバーカラーなのがおしゃれ。

 未来以来の披露となるこの曲。佐々木さんの星になれるよの言い方が本当に好き。

 初のサニピ単独ライブということを考えれば、この曲が最初に来るのは必然なのかな。結果的にはそれ以上の理由があったのだけど。

 

2.Shining Days

 続くのはこの曲。そう、持ち歌を古い順に披露していくのだ。

 早く3Dライブ実装してくれ…

 数少ないコール少なめ曲だが、代わりにクラップで盛り上がれるのが良い。サニピ回転寿司、復活した傘の振り付けなど、ダンスの見どころが多い。

 元気よく腕を伸ばしたり、可愛く胸の前で腕を畳んでみたり、振りが大きくて見栄えが良い。

 

3.EVERYDAY! SUNNYDAY!

 クラップに切り替わるところがいいんですよね。今回は菅野さんの独特なクラップ煽りはなかったですね。普通に戻ってた。

 サビの行進から手を掲げたり、差し出した手をくるっと回して顔の横に持ってきたりのあたりが可愛くて好きです。

 

 ここで挨拶なのだが、菅野さん痛恨のローソンプレゼンツを言い忘れるミス。…あれ?先週も別のところで見たような?

 川咲さくら、もう大丈夫だよ、完全復活!になりかけたり(順番が狂った)、次はサマホリじゃないのに暑いな〜なんて言って勘違いさせたり(首藤さん)、17歳しなかったり(佐々木さん)、みんなででっかいどうしたり(高尾さん)なんか今日はみんな様子がおかしい。結城さんはラーメンの話をしようとする通常運転。やはり初単独で緊張しているのか。

 誕生日実装ヘアスタイルであるハーフツインお団子を実際にやって見せてくれる首藤さん、信頼できる。

 高尾さんのところには沙季役宮沢さんから千紗が一番可愛いとメッセージが来たそう。相変わらずだな。

 みなさん色々なグッズを持っている、外で並んだの?みたいな話。えらいえらいと菅野さんが客席のお客さんをなでる。こういう時のくしゃっとした笑顔が好きですね。

 

 

 ここからは聴かせるパートということで。

4.voyage

 全員並んでるからソロブロックのスタートだとは思わなかった。

 所作の一つ一つが優雅なんだよな。ノックするみたいな振り付け好き。

 後ろ振り返りつつもちゃんと前を見据えるのが良い。歌詞の通り遥か彼方へ行けると言うように。でもそのパートを歌うときにする指差しがまっすぐ腕を伸ばすのではなく控えめに腕を曲げているのが遙子さんっぽい。

 

5.Do you believe in music?

 後ろに結城さんが出てきて、ソロかと思ったらこのイントロでたまげた。いやまあ、この日のライブを記念した名刺デコはこの2人だったからやるかもとは思っていたけど、実際に来るとびっくりする。

 ビリミュと略すらしいこの曲、結城さんが(遙子さんと怜ガチ勢の)佐々木プロに失礼の無いようにと言うほど佐々木さんの好きが詰まっていて。後のMCでストーリーについても熱く語っていたが、本当に良い話なのでぜひ読んでほしい。

 作中のユニットライブは怪我で辞退して、その後披露の機会を得ていたわけだけど、今回のライブはその延長線上だったかなと。終始楽しそうで、2人の目配せなんかに絆を感じたりして。この曲を演れることに感謝しているかのようだった。

 

6.No.1☆

 その流れのままちょうど復刻しているもし恋怜編EDへ。

 衣装が制服っぽいのもあって尚更もし恋感が増していた。

 間奏で入る台詞がテーマパークのキャストさんらしくお客さんを歓迎するような内容で良かった。

 ラスサビのNo.1の溜めが結構好き。

 

7.ちいさな物語

 月初リリースのこの曲も早速披露。

 机で寝ているところから始まるのが解釈一致。そもそもこの曲は千紗がアイドルへのあごがれから1歩進んでアイドルになるまでの物語を描いていると思うのだが、それが夢物語ではないことを示すように眠りから覚めるところをしっかり入れてくれるのが最高。まさかこの曲の解釈でこんなにテンション上がるとは思ってなかったけど。

 声を聞きたいとか力を貸してにしっかり応えていきたいね。

 

8.drop

 ここまできたら全員やるんだろうと思ってたけど、実際首藤さんが出てきてこのイントロ流れた時の盛り上がりは凄かった。

 イントロから1サビ後、そしてアウトロへ、首藤さんのクラップ煽りが段々大振りになっていくのが雫に自信がついてきたことを表現しているようで良かった。

 雫を作る振り付けがサビの随所に出てくるのも好き。

 首藤さんは前々からこの曲をライブで歌うことを想像してなかったと言っていたけど、あの盛り上がりを見て、歌って良かったと思えていたら良いな。

 

9.もういいよ

 ソロブロックの最後を飾るのはこの曲。まさか今年またこの曲が聴けるとは。

 切ない歌詞と菅野さんの情感こもった歌い方が胸に刺さる。

 初披露からサニピ単独へと場所を移して、この曲を通じて何を伝えようとするのだろうと思っていたけど、やっぱりこの曲は川咲さくらを受け取るものだろうと。いつもより長い無音も彼女と向き合う為に必要な時間のようで。

 ある意味、川咲さくらと菅野真衣の歌でもあるのかもしれない。

 

 ソロブロックの感想MC。

 佐々木さんが熱く語っていたのもここ。

 復刻もうすぐ終わるのでもし恋楽しんでくださいとは結城さんの弁。本当、色んな怜が見れるので良いですよ。

 高尾さんはマネージャーが居ての曲だと言う。その意味はやはり、力を貸して初めて完成するということか。

 首藤さんの振りを佐々木さんが真似したらスクラムみたいって結城さんに言われた話は面白かったな。

 菅野さんからはZeppは距離感が近いという話が。実際、いつもより近いなと感じた。

 

 月初に発売された2ndシングル、ついにカバー曲を歌えたという話から。

10.Daytime Moon(サニーピースver.)

 基本的に月ストの振り付けを踏襲しているのだが、ところどころでサニピが出てくる。月ストポーズがピースサインになっていたり。

 いつも縦ノリしてるサニピより頭を使うという月ストのダンスは大変だったようだけど、この曲の持つエンディング感というかが上手く表現されていた。

 何気にフォーメーションがよく変わるのでみんなが代わる代わる近くに来てくれるのがいいね。

 菅野さんがしれっとセンターで歌う首藤さんの頭をなでなでするような仕草を見せる。

 

 ここで熱くなってきた、朝タオルの話をして匂わせしておいたという話へ。

 

11.サマー♡ホリデイ

 ついに、ついにサマホリがタオル曲になった。

 今までずっと言われてきたけど、時勢もあってか実現しなかった。それがやっとここで解禁。

 ほとんどずっと振り回してたけど、これも良いね。色々やってた振りがなくなっちゃうのは惜しいけど。

 いつものパート、今回は札幌満喫したい!になった。

 

12.全力! 絶対!! カウントダウン!!!

 とりあえずタオルは投げ捨てていく。

 なんか振り付けが頭に(ある程度)入ってるのよね。1番の始まりとかなんかいつもより大人っぽい。その後いつも通りに戻るんだけど。

 年末というか、クリスマスイブに聞くこれからもずっと一緒にいようね、良い。

 

 ペンライトもタオルに見える、それは無理があるのでは…?

 

13.SUNNY PEACE for You and Me!

 最近ずっと写真撮るのに聞いてたからこれはこれで振り付けが頭にある。あと特定のポイントでめっちゃフォト撮影したくなる。できないけど。

 みんなのピースを見せての前で首を少し傾げるのが可愛くて好き。

 クラップも楽しい。

 

14.Hi5でピースサイン!

 VENUS PARTY以来の特殊イントロでみんなも歌って〜がある。

 ピースだけじゃなくて手のひらを掲げるのもこの曲らしさ。割とこのパーとチョキを繰り返すの好きなんだよな。

 

15.Let's Go! Let's Go! ピース!ピース!

 いやまあ、わかってたけどわけわからん曲だ。なんかポンポン持って出てくるし。

 最難関コールと言っても差し支えないんだけど、その分ちゃんとできた時の一体感はこれ以上ない。

 ジャンピングタイムは椅子有りだから良かったけど、本当のオルスタだとどうなっちゃうんだろうね?

 終わったと思ったら急に情感たっぷりで歌うの落差が激しすぎてすごいなといつも思う。

 

アンコール

 アンコールじゃなくてサニピって叫ぶのいいね。

 衣装は上だけライブTになった。このパターンは奇跡以来か?

 

16.MELODIES

 なんか知らんイントロだ、イントロなのかな?と思ってたら本当に新曲だった。

 珍しくハモりというか、ユニゾンが綺麗な曲だったな。

 どうやらストーリーと関わりがある?ようなので楽しみですね。なんとなくサニピだけの歌声を目指したときに生まれてくる曲な気はする。

 

 最後のMC。

 首藤さんからは、ワンフェスのステージから成長を続けてついにサニピ単独まで来れたという話が。その姿から今までの苦楽みたいなものを感じた。やはり役に真摯だ。

 高尾さんが、寒い中でも太陽の日差しを受けるとあったかくて、サニピもそんな風に誰かのことをあったかくしたいようって話をしててすごい真面目で良い話なのにちゃんとダジャレに絡めちゃうあたりがらしいなと思った。

 もう熱くないですよね?ではなくもう寒くないですよね?と訊くのは佐々木さん。2Fで気合い入れて遙子さんの色振ってたのも見えてるぞ、と。

 結城さんは来る時にアイプラグッズつけてる人を見かけたそうで。話しかけようかななんてすごいこと言うけど、現地マネージャーNGが出たので心の中で話しかけるそう。

 菅野さんのあいさつの前には客席からすごい声援があって。思わず泣きそうに…泣いてない!いつもの仕返しとばかりになでなでされてしまう。

 

17.サヨナラから始まる物語

 もう曲残ってないけど星見の曲やるんだろうなと思ったらまさかのこれ。

 5人なのである意味ゲーム版フォーメーションになる。

 色んな意味を持った明日を迎えようという時にこの曲はこう、刺さるね。

 

 最後は八景島以来の集合写真を撮って終了。

 

 

全体感想

 まずは、まさかサニピだけで2時間とは思わなかった。夏に全ユニット合同ライブで2時間いけたら良いなとか思ってたのに。全曲ライブになったのも良かったね。今のサニピの全力を受け止めることができた。

 全体的に振りコピをしてたんだけど、本当に楽しい。サニピはまだやれる方なのでやりがいがある。

 初っ端からサニピコール気合い入ってたし、ソロブロックはキャラの深掘りがすごすぎて頭パンクしてたし、終盤はもうわけわかんなくなってたし、ひたすらサニピと楽しむライブだった。

 まだ名古屋でも楽しめるって本当?

 

 ちなみに、この形だと月ストは…ですね。

 

 最後に、最高のライブを作ってくれたサニーピース、スタッフの皆さんに感謝します。